ロレックスの定価改定に大きな影響を与えているといわれている為替相場は、円と外貨通貨の売買の際に交換比率を指すもので、円安ドル高の状況などから日本円の価値が低い状態で推移を続けています。ロレックスは海外ブランドでもあり、日本はそれを輸入していることから、輸入に関しての輸送コストの大幅な上昇はロレックスの定価改定要因でもあり、値上げに影響を与えている部分です。なお、現行モデルの価格が上昇したため中古市場もそれに比例するよう上がるわけではなく、当ブランドの腕時計は、職人さんが手作業で一つの作品を作るスタイルのモノづくりになるため大量生産ができません。そのため、人件費が上昇すれば値段を上げなければビジネスとして成立しないわけです。

コロナ渦の影響により工場の稼働率は下がり、本来大量生産をしていないロレックスも工場閉鎖による生産数減少、これにより市場に登場する数も激減しました。本来正規販売店を通じて購入するブランドですが、他にも並行輸入店を利用する方法もありますが、生産数が少ないことから入荷数も少なく売り切れの状況が続いています。ロレックスを購入したいけれど正規販売店はもちろん並行輸入店にも在庫がないなどの理由で中古市場の商品を買い求めるなど、中古市場が活性化されます。これにより中古品の価格もアップするなど連動しているわけです。

現在の相場から推測した場合、儲けを得ることができる状況になることから今後も投資家の間で売買が行われるといった中古市場の中での価値が非常に高いものになると予測されます。